英語のつなぎ言葉マスター:自然な会話のコツ

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こんにちは。

英語を話すとき、「えーと」「あのー」といったつなぎ言葉を使ってしまうことありませんか?

実は、英語にも似たような役割を果たす言葉があるんです。

これらは「filler words(フィラーワーズ)」や「英語つなぎ言葉」と呼ばれています。

今回は、この英語のつなぎ言葉について詳しく見ていきましょう。

  1. つなぎ言葉って何?なぜ大切なの?
  2. よく使われる英語のつなぎ言葉20選
    1. Well(ウェル)
    2. Um / Uh(アム / アー)
    3. You know(ユーノウ)
    4. So(ソー)
    5. Like(ライク)
    6. Basically(ベイシカリー)
    7. Actually(アクチュアリー)
    8. I mean(アイミーン)
    9. Kind of / Sort of(カインドオブ / ソートオブ)
    10. Obviously(オブビアスリー)
    11. Let’s see(レッツシー)
    12. In other words(インアザーワーズ)
    13. As I was saying(アズアイワズセイイング)
    14. By the way(バイザウェイ)
    15. Come to think of it(カムトゥシンクオブイット)
    16. To be honest(トゥビーオネスト)
    17. On the other hand(オンジアザーハンド)
    18. In any case(インエニケース)
    19. Frankly speaking(フランクリースピーキング)
    20. At the end of the day(アットジエンドオブザデイ)
  3. つなぎ言葉を上手に使うコツ
    1. 使いすぎに注意
    2. 場面に合わせて選ぶ
    3. イントネーションに気をつける
    4. 沈黙を恐れない
    5. 文脈に合わせて使う
    6. ネイティブの使い方を観察する
  4. 実際の会話例:つなぎ言葉の使い方
    1. 場面1:レストランでの注文
    2. 場面2:友人との会話
  5. プレゼンテーションでのつなぎ言葉の使い方
    1. 導入部分で使うつなぎ言葉
    2. トピックを変えるときのつなぎ言葉
    3. 強調するときのつなぎ言葉
    4. 例を挙げるときのつなぎ言葉
    5. 結論を述べるときのつなぎ言葉
    6. 質疑応答でのつなぎ言葉
  6. かっこいい英語のつなぎ言葉
    1. Indeed(インディード)
    2. In essence(インエセンス)
    3. Nevertheless(ネバーザレス)
    4. Consequently(コンシクエントリー)
    5. Moreover(モーオーバー)
  7. まとめ:自然な英語を話すためのつなぎ言葉活用法

つなぎ言葉って何?なぜ大切なの?

つなぎ言葉、聞いたことありますか?

英語では「filler words」といいます。

これらは、会話の中で言葉と言葉をつなぐ役割を果たす小さな言葉たちなんです。

日本語でいう「えーと」「あのー」「まぁ」みたいなものですね。

なぜこれらが大切なのでしょうか?

それは、会話をより自然に、スムーズにしてくれるからです。

つなぎ言葉を使うと、ネイティブスピーカーのように話せるようになるんです。

でも、使いすぎると逆効果。

そのバランスが大切です。

では、どんなつなぎ言葉があるのか、見ていきましょう。

よく使われる英語のつなぎ言葉20選

英語には、たくさんのつなぎ言葉があります。

ここでは、よく使われる20個を紹介しますね。

それぞれの使い方や例文も見ていきましょう。

Well(ウェル)

文章の始まりによく使われます。

少し考えてから話し始めるときなどに使いますよ。

例文:
・ “Well, I think we should try a different approach.”(そうですね、別のアプローチを試してみるべきだと思います。)
・ “Well, that’s an interesting question.”(うーん、それは面白い質問ですね。)

Um / Uh(アム / アー)

これらは、言葉に詰まったときや考えているときによく使われます。

日本語の「えーと」に近いですね。

例文:
・ “Um… I’m not sure about that.”(えーと…それについてはよく分かりません。)
・ “Uh, let me think for a second.”(あー、ちょっと考えさせてください。)

You know(ユーノウ)

相手の理解を確認したり、共感を求めたりするときに使います。

例文:
・ “It was a difficult situation, you know?”(難しい状況だったんです、分かりますよね?)
・ “You know, I’ve been thinking about changing jobs.”(ねえ、仕事を変えることを考えているんだ。)

So(ソー)

話題を変えたり、結論を述べたりするときに使います。

例文:
・ “So, what do you think we should do next?”(で、次は何をすべきだと思う?)
・ “So, that’s why I decided to move.”(だから、引っ越すことにしたんだ。)

Like(ライク)

若者の間でよく使われるつなぎ言葉です。

例えを挙げるときや、正確な言葉を探しているときに使います。

例文:
・ “It was like, so amazing!”(もう、すごくすばらしかったんだ!)
・ “She was, like, really upset about it.”(彼女は、その件についてすごく動揺していたんだ。)

Basically(ベイシカリー)

要点を簡潔に述べるときに使います。

例文:
・ “Basically, we need to increase our sales.”(要するに、売上を伸ばす必要があるんです。)
・ “The idea is basically to improve customer service.”(その考えは基本的に顧客サービスを向上させることです。)

Actually(アクチュアリー)

予想外の情報や、意外な事実を伝えるときに使います。

例文:
・ “Actually, I’ve never been to Tokyo.”(実は、東京に行ったことがないんです。)
・ “The movie wasn’t that bad, actually.”(映画は実際そんなに悪くなかったよ。)

I mean(アイミーン)

言い換えたり、説明を加えたりするときに使います。

例文:
・ “I love dogs. I mean, all animals really.”(犬が大好きです。というか、動物全般が好きなんです。)
・ “It’s not easy, I mean, it takes a lot of practice.”(簡単ではありません。つまり、たくさんの練習が必要なんです。)

Kind of / Sort of(カインドオブ / ソートオブ)

「ちょっと」「やや」といったニュアンスを加えるときに使います。

例文:
・ “The restaurant was kind of expensive.”(そのレストランは少し高かったです。)
・ “I’m sort of tired today.”(今日はちょっと疲れています。)

Obviously(オブビアスリー)

明らかな事実を述べるときに使います。

例文:
・ “Obviously, we need to work harder.”(明らかに、もっと頑張る必要がありますね。)
・ “The solution is obviously not working.”(その解決策が機能していないのは明らかです。)

Let’s see(レッツシー)

考えを整理するときや、何かを思い出そうとするときに使います。

例文:
・ “Let’s see… I think I left my keys in the kitchen.”(えーと…鍵をキッチンに置いてきたと思います。)

In other words(インアザーワーズ)

言い換えるときに使います。

例文:
・ “The project was a financial disaster. In other words, we lost a lot of money.”(そのプロジェクトは財政的な失敗でした。つまり、大きな損失を出したのです。)

As I was saying(アズアイワズセイイング)

話の流れが中断された後に、元の話題に戻るときに使います。

例文:
・ “Oh, excuse me for the interruption. As I was saying, we need to focus on customer satisfaction.”(すみません、話が中断してしまって。言っていたように、私たちは顧客満足度に焦点を当てる必要があります。)

By the way(バイザウェイ)

新しい話題を導入するときに使います。

例文:
・ “By the way, did you hear about the new restaurant opening downtown?”(ところで、ダウンタウンに新しいレストランがオープンするって聞きました?)

Come to think of it(カムトゥシンクオブイット)

何かを突然思い出したときに使います。

例文:
・ “Come to think of it, I haven’t seen my neighbor in weeks.”(そういえば、隣人を何週間も見ていないな。)

To be honest(トゥビーオネスト)

正直な意見を述べる前に使います。

例文:
・ “To be honest, I didn’t enjoy the movie very much.”(正直に言うと、その映画はあまり楽しめませんでした。)

On the other hand(オンジアザーハンド)

対比的な意見を述べるときに使います。

例文:
・ “The car is expensive. On the other hand, it’s very reliable.”(その車は高価です。一方で、とても信頼性が高いです。)

In any case(インエニケース)

話をまとめるときや、結論を述べる前に使います。

例文:
・ “In any case, we need to make a decision by tomorrow.”(いずれにせよ、明日までに決断を下す必要があります。)

Frankly speaking(フランクリースピーキング)

率直な意見を述べる前に使います。

例文:
・ “Frankly speaking, I think we need to completely redesign the website.”(率直に言って、ウェブサイトを完全に作り直す必要があると思います。)

At the end of the day(アットジエンドオブザデイ)

最終的な結論を述べるときに使います。

例文:
・ “At the end of the day, what matters most is the quality of our product.”(結局のところ、最も重要なのは製品の品質です。)

これらのつなぎ言葉、どうですか?

意外と使いやすそうだと感じませんか?

でも、使い方には注意が必要です。

次は、つなぎ言葉を上手に使うコツを見ていきましょう。

つなぎ言葉を上手に使うコツ

つなぎ言葉を知っただけでは十分ではありません。

上手に使ってこそ、自然な英語が話せるようになります。

ここでは、つなぎ言葉を効果的に使うためのコツをいくつか紹介しますね。

使いすぎに注意

つなぎ言葉は便利ですが、使いすぎると逆効果です。

特に「like」や「you know」の乱用は、幼稚に聞こえてしまうかもしれません。

適度に使うことを心がけましょう。

場面に合わせて選ぶ

フォーマルな場面では、「um」や「uh」よりも「well」や「actually」の方が適切です。

相手や状況に合わせて、適切なつなぎ言葉を選びましょう。

イントネーションに気をつける

つなぎ言葉は、どう発音するかも重要です。

例えば、「well」を下がり調子で言うと、少し消極的な印象になります。

上がり調子で言えば、より積極的に聞こえますよ。

沈黙を恐れない

つなぎ言葉を使う代わりに、短い沈黙を入れるのも効果的です。

考えをまとめる時間として使えば、より自然な会話になります。

文脈に合わせて使う

つなぎ言葉は、文脈に合わせて使うことが大切です。

例えば、「so」は結論を述べる前に使うと効果的です。

ネイティブの使い方を観察する

映画やドラマ、YouTube動画などで、ネイティブスピーカーがどのようにつなぎ言葉を使っているか観察してみましょう。

自然な使い方が学べますよ。

これらのコツを意識しながら使えば、より自然な英語が話せるようになります。

次は、実際の会話例を見てみましょう。

実際の会話例:つなぎ言葉の使い方

つなぎ言葉の使い方をより具体的に理解するために、実際の会話例を見てみましょう。

ここでは、日常的な場面でのつなぎ言葉の使用例を紹介します。

場面1:レストランでの注文

ウェイター:Good evening. Are you ready to order?
(こんばんは。ご注文はお決まりですか?)

客:Um, not quite yet. Actually, I’m still deciding between the pasta and the steak. What do you recommend?
(えーと、まだです。実は、パスタとステーキで迷っているんです。おすすめはありますか?)

ウェイター:Well, both are excellent choices. The pasta is our chef’s specialty, but the steak is, you know, always popular.
(そうですね、どちらも素晴らしい選択です。パスタは私たちのシェフの特製ですが、ステーキはご存知の通り、いつも人気です。)

客:I see. Well, in that case, I think I’ll go with the pasta.
(なるほど。それならば、パスタにします。)

この会話では、「um」「actually」「well」「you know」といったつなぎ言葉が自然に使われていますね。

場面2:友人との会話

友人A:Hey, how was your weekend?
(やあ、週末はどうだった?)

友人B:Oh, it was, like, really amazing! I mean, I finally got to try that new escape room downtown.
(あー、本当に素晴らしかったよ!つまり、やっとダウンタウンの新しいエスケープルームを試せたんだ。)

友人A:Oh, cool! So, how was it?
(へー、いいね!それで、どうだった?)

友人B:It was kind of challenging at first, but, you know, once we got into it, it was super fun.
(最初はちょっと難しかったけど、慣れてくると、超楽しかったよ。)

友人A:That sounds great! I’ve been wanting to try one of those. Um, do you think it’s worth the money?
(それはすごいね!私もそういうの試してみたかったんだ。えーと、お金を払う価値はあると思う?)

友人B:Definitely! I mean, it’s not cheap, but the experience is totally worth it.
(間違いなく!つまり、安くはないけど、その体験は十分な価値があるよ。)

この会話では、「like」「I mean」「so」「kind of」「you know」「um」といったつなぎ言葉が使われています。

自然な会話の流れの中で、これらの言葉がどのように使われているか、よく観察してくださいね。

プレゼンテーションでのつなぎ言葉の使い方

さて、ここまでは日常会話でのつなぎ言葉の使い方を見てきました。

でも、ビジネスシーンでも、つなぎ言葉は重要な役割を果たします。

特に、プレゼンテーションでは効果的なつなぎ言葉の使用が、聴衆の注目を集め、メッセージをより印象的に伝えるのに役立ちます。

ここでは、プレゼンテーションでのつなぎ言葉の使い方について見ていきましょう。

導入部分で使うつなぎ言葉

プレゼンテーションを始めるとき、適切なつなぎ言葉を使うと、聴衆の注目を集めやすくなります。

例:
・ “Well, let’s get started, shall we?”(さて、始めましょうか。)
・ “So, today I’d like to talk about…”(それでは、今日は…について話したいと思います。)

トピックを変えるときのつなぎ言葉

新しいトピックに移るとき、つなぎ言葉を使うと、スムーズな移行ができます。

例:
・ “Now, moving on to our next point…”(さて、次のポイントに移りましょう…)
・ “So, let’s take a look at…”(それでは、…を見てみましょう。)

強調するときのつなぎ言葉

重要なポイントを強調するとき、つなぎ言葉を使うと効果的です。

例:
・ “I mean, this is crucial for our success.”(つまり、これは私たちの成功にとって極めて重要なのです。)
・ “You know, this could be a game・changer for our industry.”(ご存知のように、これは私たちの業界にとってゲームチェンジャーになり得るのです。)

例を挙げるときのつなぎ言葉

具体例を挙げるとき、適切なつなぎ言葉を使うと、聴衆の理解を深めるのに役立ちます。

例:
・ “For instance, let’s consider the case of…”(例えば、…のケースを考えてみましょう。)
・ “To illustrate this point, imagine that…”(このポイントを説明するために、…を想像してみてください。)

結論を述べるときのつなぎ言葉

プレゼンテーションの最後に結論を述べるとき、つなぎ言葉を使うと、メッセージをより印象的に伝えられます。

例:
・ “In conclusion, I believe that…”(結論として、私は…と考えます。)
・ “So, to sum up our main points…”(それでは、主なポイントをまとめると…)

質疑応答でのつなぎ言葉

質問に答えるとき、つなぎ言葉を使うと、考える時間を稼ぎつつ、丁寧な対応ができます。

例:
・ “Well, that’s an interesting question…”(うーん、それは興味深い質問ですね…)
・ “Actually, I’m glad you asked that…”(実は、そのことを質問していただいてうれしいです…)

これらのつなぎ言葉を適切に使うことで、プレゼンテーションをよりプロフェッショナルで説得力のあるものにできます。

ただし、ビジネスシーンでは過度に口語的なつなぎ言葉(例:「like」の多用)は避けた方が良いでしょう。

場面に応じて、適切なつなぎ言葉を選ぶことが大切です。

かっこいい英語のつなぎ言葉

「かっこいい」と感じる表現は人それぞれですが、ここでは少し格調高く、知的な印象を与えるつなぎ言葉をいくつか紹介します。

これらを適切に使うことで、より洗練された英語を話せるようになるでしょう。

Indeed(インディード)

「確かに」「まさに」という意味で、同意や強調を表します。

例:
・ “Indeed, that’s an excellent point.”(確かに、それは素晴らしい指摘です。)

In essence(インエセンス)

「本質的に」「要するに」という意味で、複雑な内容を簡潔にまとめるときに使います。

例:
・ “In essence, what we’re proposing is a complete overhaul of the system.”(要するに、私たちが提案しているのはシステムの完全な刷新です。)

Nevertheless(ネバーザレス)

「それにもかかわらず」という意味で、逆接を表現するときに使います。

例:
・ “The task seems daunting. Nevertheless, I believe we can accomplish it.”(その課題は困難に思えます。それにもかかわらず、私たちはそれを成し遂げられると信じています。)

Consequently(コンシクエントリー)

「結果として」「したがって」という意味で、因果関係を説明するときに使います。

例:
・ “We invested heavily in research. Consequently, our product quality has improved significantly.”(私たちは研究に多額の投資をしました。結果として、製品の品質は大幅に向上しました。)

Moreover(モーオーバー)

「さらに」「加えて」という意味で、追加情報を提供するときに使います。

例:
・ “The proposal is cost・effective. Moreover, it aligns perfectly with our company’s values.”(その提案はコスト効率が良いです。さらに、私たちの会社の価値観とも完璧に一致しています。)

これらのつなぎ言葉を適切に使用することで、より洗練された、知的な印象を与える英語を話すことができます。

ただし、使用する場面や相手に応じて、適切に選ぶことが大切です。

まとめ:自然な英語を話すためのつなぎ言葉活用法

ここまで、英語のつなぎ言葉について詳しく見てきました。

英語のつなぎ言葉をマスターすることで、より自信を持って、自然な英語を話せるようになります。

「How can I say…(どう言えばいいでしょう…)」と悩んだときこそ、つなぎ言葉のチャンス。

思い切って使ってみましょう。

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