TOEICでよく出る熟語・イディオム!例文付きで効率的に覚えよう

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こんにちは。

今日は、TOEIC受験者の皆さんにとって悩みの種となりがちな「熟語・イディオム」について、お話しします。

TOEICのリスニングやリーディングで、知らない熟語やイディオムに出会って焦った経験はありませんか?

熟語やイディオムは英語コミュニケーションの要となる重要な表現なんです。

この記事では、TOEICでよく出題される熟語とイディオムを、ご紹介します。

熟語とイディオム、その違いとは?

まずは、熟語とイディオムの違いについて見ていきましょう。

この2つ、似ているようで実は大きな違いがあるんです。

では、それぞれどんな特徴があるのでしょうか。

熟語(フレーズ)とは

熟語は、複数の単語が組み合わさってできた表現です。

特徴としては、以下のようなものがあります:

1. 直訳でも意味が通じることが多い
2. 文法的に正しい表現
3. 英語圏の人にとっても普通の表現

例えば、「take a break(休憩を取る)」や「make a decision(決断する)」といった表現が熟語にあたります。

これらは、単語をそのまま訳しても大体意味が通じますよね。

イディオムとは

一方、イディオムは慣用句とも呼ばれる表現です。

特徴としては、以下のようなものがあります:

1. 直訳しても意味が通じないことが多い
2. 比喩的な表現が多い
3. その言語の文化や歴史を反映していることが多い

例えば、「It’s raining cats and dogs.(土砂降りだ)」というイディオムがあります。

これを直訳すると「猫と犬が降っている」となってしまいますが、実際の意味は「雨が激しく降っている」という意味です。

日本語で言えば、「骨が折れる(非常に苦労する)」のような表現がイディオムにあたりますね。

「へぇ、熟語とイディオムってこんなに違うんだ!」と驚いた方も多いのではないでしょうか。

この違いを理解しておくと、TOEICの問題文を読む際にも役立ちます。

次は、TOEICでよく出題される熟語30選を見ていきましょう。

TOEICでよく出る熟語30選

TOEICでは、様々な熟語が出題されます。

ここでは、特に頻出の熟語30個を、意味と例文付きでご紹介します。

これらの熟語を覚えておくと、リーディングセクションでの得点アップが期待できますよ。

1. take part in(~に参加する)
例:I will take part in the business meeting tomorrow.(明日のビジネスミーティングに参加します。)

2. in advance(前もって)
例:Please book your tickets in advance.(チケットを前もって予約してください。)

3. on behalf of(~の代わりに)
例:I’m calling on behalf of Mr. Smith.(スミス氏の代わりに電話しています。)

4. in charge of(~を担当して)
例:Who is in charge of this project?(このプロジェクトの担当は誰ですか?)

5. take advantage of(~を利用する)
例:You should take advantage of this opportunity.(この機会を利用すべきです。)

6. be responsible for(~に責任がある)
例:You are responsible for completing this report.(あなたはこのレポートを完成させる責任があります。)

7. with regard to(~に関して)
例:I have a question with regard to the new policy.(新しい方針に関して質問があります。)

8. as soon as possible(できるだけ早く)
例:Please finish the task as soon as possible.(できるだけ早くタスクを終えてください。)

9. due to(~が原因で)
例:The flight was delayed due to bad weather.(悪天候が原因でフライトが遅れました。)

10. in addition to(~に加えて)
例:In addition to English, he can speak French and German.(英語に加えて、彼はフランス語とドイツ語を話せます。)

11. get in touch with(~と連絡を取る)
例:Please get in touch with me if you have any questions.(質問があれば私に連絡してください。)

12. look forward to(~を楽しみに待つ)
例:I’m looking forward to meeting you next week.(来週お会いできるのを楽しみにしています。)

13. make sure(確認する)
例:Make sure you lock the door before leaving.(出る前にドアに鍵をかけたか確認してください。)

14. take place(発生する、行われる)
例:The conference will take place in Tokyo next month.(会議は来月東京で行われます。)

15. carry out(実行する)
例:We need to carry out this plan carefully.(このプランを注意深く実行する必要があります。)

16. keep in mind(心に留めておく)
例:Please keep in mind that the deadline is next Friday.(締め切りが来週の金曜日だということを心に留めておいてください。)

17. on time(時間通りに)
例:The train always arrives on time.(電車はいつも時間通りに到着します。)

18. focus on(~に焦点を当てる)
例:We need to focus on improving our customer service.(顧客サービスの改善に焦点を当てる必要があります。)

19. come up with(~を思いつく)
例:Can you come up with a better solution?(もっと良い解決策を思いつきますか?)

20. run out of(~を使い果たす)
例:We’ve run out of paper. Can you buy some?(紙を使い果たしました。買ってきてもらえますか?)

21. deal with(~に対処する)
例:I’m not sure how to deal with this problem.(この問題にどう対処すべきかわかりません。)

22. depend on(~に依存する)
例:The success of the project depends on teamwork.(プロジェクトの成功はチームワークに依存しています。)

23. turn down(断る、拒否する)
例:I had to turn down the job offer.(その仕事の申し出を断らざるを得ませんでした。)

24. go over(検討する、確認する)
例:Let’s go over the report one more time.(レポートをもう一度確認しましょう。)

25. set up(設定する、準備する)
例:Can you help me set up my new computer?(新しいコンピューターの設定を手伝ってもらえますか?)

26. put off(延期する)
例:We decided to put off the meeting until next week.(会議を来週まで延期することにしました。)

27. catch up with(~に追いつく)
例:I need to catch up with my work after being sick.(病気の後、仕事に追いつく必要があります。)

28. get along with(~と仲良くする)
例:It’s important to get along with your coworkers.(同僚と仲良くすることは重要です。)

29. keep up with(~に遅れずについていく)
例:It’s hard to keep up with the latest technology.(最新技術に遅れずについていくのは難しいです。)

30. cut down on(~を減らす)
例:You should cut down on your coffee intake.(コーヒーの摂取量を減らすべきです。)

これらの熟語は、ビジネスシーンでも日常生活でもよく使われる表現ばかりです。

一つずつ例文と一緒に覚えていくと、自然と使えるようになりますよ。

次は、TOEICでよく出題されるイディオム30選を見ていきましょう。

TOEICでよく出るイディオム30選

TOEICでは、イディオムの理解も重要です。

ここでは、特に頻出のイディオム30個を、意味と例文付きでご紹介します。

これらのイディオムを覚えておくと、リスニングセクションでの得点アップが期待できますよ。

1. break the ice(打ち解ける)
例:Let’s play a game to break the ice.(打ち解けるためにゲームをしましょう。)

2. cut corners(手抜きをする)
例:We can’t cut corners on this important project.(この重要なプロジェクトで手抜きはできません。)

3. get the ball rolling(物事を開始する)
例:Let’s get the ball rolling on this new campaign.(この新しいキャンペーンを始めましょう。)

4. hit the nail on the head(的確に言い当てる)
例:You’ve hit the nail on the head with that comment.(その発言は的確です。)

5. keep an eye on(~を注意深く見守る)
例:Can you keep an eye on my bag while I’m gone?(いない間、私のバッグを見ていてもらえますか?)

6. let the cat out of the bag(秘密を漏らす)
例:Don’t let the cat out of the bag about the surprise party.(サプライズパーティーの秘密を漏らさないでください。)

7. miss the boat(機会を逃す)
例:If you don’t apply soon, you’ll miss the boat.(すぐに応募しないと、機会を逃しますよ。)

8. pull someone’s leg(冗談を言う)
例:Don’t worry, I’m just pulling your leg.(心配しないで、冗談を言っているだけです。)

9. see eye to eye(意見が一致する)
例:We don’t always see eye to eye on everything.(私たちは全てについて意見が一致するわけではありません。)

10. take the bull by the horns(果敢に困難に立ち向かう)
例:It’s time to take the bull by the horns and solve this problem.(この問題に果敢に立ち向かう時です。)

11. beat around the bush(遠回しに言う)
例:Stop beating around the bush and tell me what happened.(遠回しに言うのはやめて、何が起こったか教えてください。)

12. bite off more than one can chew(手に余ることをする)
例:I think I’ve bitten off more than I can chew with this project.(このプロジェクトは私の手に余るかもしれません。)

13. break a leg(幸運を祈る)
例:Break a leg at your presentation tomorrow!(明日のプレゼンテーション、がんばって!)

14. burn the midnight oil(夜遅くまで勉強や仕事をする)
例:I’ve been burning the midnight oil to finish this report.(このレポートを終わらせるために夜遅くまで働いています。)

15. cost an arm and a leg(非常に高価である)
例:That new smartphone costs an arm and a leg.(その新しいスマートフォンは非常に高価です。)

16. cross that bridge when you come to it(その時が来たら考える)
例:Don’t worry about that now. We’ll cross that bridge when we come to it.(今はそのことを心配しないで。その時が来たら考えましょう。)

17. face the music(結果を受け入れる)
例:It’s time to face the music and admit our mistakes.(結果を受け入れて、私たちの間違いを認める時です。)

18. get cold feet(及び腰になる)
例:Don’t get cold feet now. You’ve prepared well for this interview.(今及び腰にならないで。このインタビューのためによく準備したんだから。)

19. give someone the green light(許可を与える)
例:The boss gave us the green light to start the new project.(ボスが新しいプロジェクトを始める許可をくれました。)

20. go back to the drawing board(計画をやり直す)
例:This design isn’t working. We need to go back to the drawing board.(このデザインはうまくいかない。計画をやり直す必要があります。)

21. have a lot on one’s plate(多忙である)
例:I can’t take on any more work. I already have a lot on my plate.(これ以上仕事を引き受けられません。すでに多忙なんです。)

22. kill two birds with one stone(一石二鳥)
例:By carpooling, we can kill two birds with one stone: save money and reduce pollution.(カープールをすることで、お金を節約し、汚染を減らすという一石二鳥の効果が得られます。)

23. make ends meet(何とかやりくりする)
例:It’s difficult to make ends meet with the current salary.(現在の給料では何とかやりくりするのが難しいです。)

24. on the same page(同じ理解をしている)
例:Let’s make sure we’re all on the same page before we start the meeting.(会議を始める前に、全員が同じ理解をしているか確認しましょう。)

25. pull strings(コネを使う)
例:He got the job because his father pulled some strings.(彼は父親がコネを使ったので仕事を得ました。)

26. put all your eggs in one basket(全てを一つに賭ける)
例:Don’t put all your eggs in one basket. Diversify your investments.(全てを一つに賭けないで。投資を多様化しましょう。)

27. rain check(後日に延期する)
例:I can’t make it to dinner tonight. Can I take a rain check?(今晩の夕食に行けません。また今度でもいいですか?)

28. rule of thumb(経験則)
例:As a rule of thumb, always double-check your calculations.(経験則として、計算は必ず二重チェックしてください。)

29. see the light at the end of the tunnel(希望が見えてくる)
例:After months of hard work, we’re finally seeing the light at the end of the tunnel.(何ヶ月もの努力の末、ようやく希望が見えてきました。)

30. stick to your guns(自分の意見を曲げない)
例:Even when others disagreed, she stuck to her guns.(他の人が反対しても、彼女は自分の意見を曲げませんでした。)

これらのイディオムは、ネイティブスピーカーが日常会話でよく使う表現ばかりです。

TOEICのリスニングセクションでは、これらのイディオムが会話の中に織り交ぜられることがよくあります。

イディオムは、その言語の文化や歴史を反映していることが多いので、覚えると英語圏の文化への理解も深まりますよ。

熟語・イディオムを効率的に覚えるコツ

さて、ここまでたくさんの熟語とイディオムを見てきました。

「こんなにたくさん、どうやって覚えればいいの?」と思った方もいるかもしれません。

大丈夫です。効率的に覚えるコツをいくつかご紹介しますね。

1. コンテキストで覚える:
単に意味を暗記するのではなく、その表現がどんな場面で使われるのかをイメージしながら覚えましょう。
例:「break the ice」なら、初対面の人と話し始める場面を想像するなど。

2. 例文を作る:
自分で例文を作ってみることで、より深く理解できます。
自分の日常生活に関連づけた例文を作るとさらに記憶に残りやすいでしょう。

3. フラッシュカードを使う:
表現を表に、意味や例文を裏に書いたカードを作り、隙間時間に復習しましょう。
スマートフォンのアプリを使うのも便利です。

4. グループ分けして覚える:
似た意味や使用場面でグループ分けすると、関連づけて覚えやすくなります。
例:「時間」に関する表現、「仕事」に関する表現など。

5. 実際に使ってみる:
覚えた表現を、会話や作文の中で積極的に使ってみましょう。
使うことで、より自然に身につきます。

6. 音声で学ぶ:
リーディングだけでなく、音声教材も活用しましょう。
耳で聞いて覚えることで、リスニング力も同時に向上します。

7. 定期的に復習する:
一度覚えても使わないと忘れてしまいます。
定期的に復習する時間を設けましょう。

8. 楽しみながら学ぶ:
英語の映画やドラマ、歌などで出てきた表現をメモするなど、楽しみながら学ぶ方法を見つけましょう。

これらの方法を組み合わせて、自分に合った学習方法を見つけてくださいね。

次は、TOEICで熟語・イディオムが出題されるパターンについて見ていきましょう。

TOEICでの熟語・イディオムの出題パターン

TOEICでは、熟語やイディオムがどのように出題されるのでしょうか。

主な出題パターンをいくつかご紹介します。これらを知っておくと、本番での対策に役立ちますよ。

1. リスニングセクションでの出題:
・ 短い会話の中で使われる
・ アナウンスや説明文の中に含まれる

例:「The project is behind schedule. We need to get the ball rolling.」
(プロジェクトが遅れています。物事を開始する必要があります。)

2. リーディングセクションでの出題:
・ 文章の空所補充問題で使われる
・ 長文読解の中で意味を問われる

例:「The company decided to ______ the new product launch until next quarter.」
(会社は新製品の発売を来四半期まで___することを決定した。)
正解:put off(延期する)

3. 類語・対義語を問う問題:
熟語やイディオムの類語や対義語を選ぶ問題も出題されます。

例:「The phrase ‘on the same page’ is closest in meaning to:」
(「on the same page」という表現に最も近い意味は:)
A) in agreement(同意して)
B) on the same book(同じ本の上に)
C) at the same time(同時に)
D) in the same place(同じ場所に)

正解:A) in agreement

4. 文脈から意味を推測する問題:
文章の前後関係から、熟語やイディオムの意味を推測する問題も出題されます。

例:「After the long negotiation, both parties finally saw eye to eye on the contract terms.」
(長い交渉の末、両者はついに契約条件について意見が一致した。)

これらの出題パターンを意識しながら学習することで、本番での対応力が高まります。

「なるほど、こんな風に出題されるんだ!」と、イメージがわいてきたのではないでしょうか。

実際の問題演習でも、これらのパターンを意識しながら取り組んでみてくださいね。

よくある質問(FAQ)

熟語・イディオムの学習に関してよくある質問にお答えします。

これらの疑問を解消することで、より効果的な学習が可能になるでしょう。

Q1: 熟語・イディオムは何個くらい覚えれば十分ですか?

A1: 具体的な数字を挙げるのは難しいですが、まずはTOEICでよく出題される100〜200個程度を目標にするといいでしょう。
ただし、数よりも使いこなせるかどうかが重要です。少しずつでも着実に増やしていくことが大切です。

Q2: 熟語・イディオムを覚えるのに最適な方法は何ですか?

A2: 人それぞれ得意な学習方法が異なりますが、一般的には以下の方法が効果的です:
・ コンテキストで覚える
・ 例文を作って使ってみる
・ フラッシュカードを活用する
・ 音声教材で聞き取り練習をする

自分に合った方法を見つけて、継続的に学習することが大切です。

Q3: 熟語・イディオムの学習にかける時間の目安はどのくらいですか?

A3: 毎日15〜30分程度の時間をかけることをおすすめします。
短時間でも毎日続けることが、長期的な習得につながります。
通勤時間や寝る前のちょっとした時間を活用するのも良いでしょう。

Q4: 熟語・イディオムを覚えても、実際に使う機会がありません。どうすればいいですか?

A4: 以下のような方法で、積極的に使う機会を作りましょう:
・ 英語の日記を書く
・ オンライン英会話を利用する
・ 英語のSNSで投稿する
・ 友人と英語でメッセージのやり取りをする

使う機会を意識的に作ることで、自然と身につきます。

Q5: TOEICの点数を上げるには、熟語・イディオム以外に何を勉強すべきですか?

A5: 熟語・イディオム以外にも、以下の学習が重要です:
・ 基本的な文法の復習
・ リスニング力の強化
・ 長文読解の練習
・ 時事英語や業界用語の学習

バランスの取れた学習を心がけることで、総合的な英語力とTOEICスコアの向上が期待できます。

「Rome wasn’t built in a day.(ローマは一日にして成らず)」というイディオムがあるように、時間はかかりますが、諦めずに続けることが大切です。

まとめ:熟語・イディオムの習得がTOEICスコアアップの鍵!

ここまで、TOEICでよく出る熟語とイディオムについて詳しく見てきました。

最後に、ポイントをまとめてみましょう。

1. 熟語とイディオムは、英語コミュニケーションの要
2. TOEICでは、リスニング・リーディング両セクションで頻出
3. 効率的に覚えるには、コンテキストを意識し、実際に使ってみることが大切
4. 出題パターンを知ることで、本番での対応力が高まる

「Practice makes perfect.(練習が完璧を作る)」というイディオムがあるように、継続は力なりです。

熟語・イディオム学習を通じて、英語力アップとTOEICスコアアップの両方を実現してくださいね。

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