英語を話したり書いたりするとき、「to do」と「doing」のどちらを使うべきか迷ったことはありませんか?たとえば…
- I like to swim. と I like swimming. はどう違うの?
- I stopped to eat. と I stopped eating. で意味が変わるのはなぜ?
実は、「to do(不定詞)」と「doing(動名詞)」には明確な使い分けのルールがあります。
この違いを理解すれば、英語の文がぐっと自然になり、会話でもスムーズに話せるようになりますよ!
この記事では、「to do」と「doing」の違いと使い分け方を、わかりやすい例文とともに解説します!
「もう迷わない!」と言えるように、さっそく学んでいきましょう!
to doとdoingの違いをやさしく解説!
英語を勉強していると、「to do」と「doing」って何が違うの?と疑問に思ったことがあるかもしれません。
どちらも「〜すること」という意味で使われるけど、実は使い方にはハッキリとしたルールがあります。
簡単にいうと
- to do(不定詞) → 未来のこと、これからすること
- doing(動名詞) → 過去や現在のこと、すでにしていること
この違いを覚えるだけで、使い分けがとても簡単になりますよ!
to do(不定詞)とは?未来を表す言葉
「to do」は、まだしていないこと・これからすることを表します。
「〜するつもり」「〜したい」「〜する予定」といった意味で使われることが多いです。
例文を見てみましょう。
英文 | 日本語訳 |
---|---|
I want to eat ice cream. | アイスクリームを食べたい。 |
She decided to study English. | 彼女は英語を勉強することを決めた。 |
We plan to go to Disneyland. | 私たちはディズニーランドに行く予定だ。 |
doing(動名詞)とは?過去や現在を表す言葉
「doing」は、すでにしていること・経験したことを表します。
また、「〜することが好き」「〜をやめる」といった表現にも使われます。
例文を見てみましょう。
英文 | 日本語訳 |
---|---|
I enjoy eating ice cream. | アイスクリームを食べるのが好き。 |
She finished studying English. | 彼女は英語の勉強を終えた。 |
He stopped watching TV. | 彼はテレビを見るのをやめた。 |
to do も doing も使える動詞と、その意味の違い
中には、to do と doing のどちらも使えるけど、意味が変わる動詞があります!
動詞 | to do の意味 | doing の意味 |
---|---|---|
remember | これからやることを覚えている | やったことを覚えている |
forget | これからやることを忘れる | やったことを忘れる |
stop | 〜するために止まる | 〜するのをやめる |
try | 〜しようとする | 試しにやってみる |
to doとdoingの意味が変わる動詞に注意!
ここでは、「to do」と「doing」で意味が変わる動詞を例文とともに解説します!
英文 | 日本語訳 |
---|---|
I stopped to drink water. | 水を飲むために立ち止まった。 |
I stopped drinking water. | 水を飲むのをやめた。 |
I remembered to lock the door. | (これから)ドアに鍵をかけるのを覚えていた。 |
I remembered locking the door. | (過去に)ドアに鍵をかけたことを覚えている。 |
He forgot to bring his book. | (これから)本を持ってくるのを忘れた。 |
He forgot bringing his book. | (過去に)本を持ってきたことを忘れた。 |
She tried to open the door. | (努力して)ドアを開けようとした。 |
She tried opening the door. | (方法として)ドアを開けてみた。 |
使い分けのポイント
- remember to do → 「これからすることを覚えている」
- 例 Remember to call me!(電話するのを忘れないでね!)
- remember doing → 「過去にしたことを覚えている」
- 例 I remember meeting her.(彼女に会ったことを覚えている。)
- forget to do → 「これからするべきことを忘れる」
- 例 He forgot to buy milk.(牛乳を買うのを忘れた。)
- forget doing → 「過去にしたことを忘れる」
- 例 He forgot buying milk.(牛乳を買ったことを忘れた。)
- try to do → 「(努力して)やろうとする」
- 例 I tried to lift the box, but it was too heavy.(箱を持ち上げようとしたが、重すぎた。)
- try doing → 「(方法として)試しにやってみる」
- 例 Try adding some sugar.(砂糖を入れてみて。)
動名詞と不定詞の違い・使い分け方
未来のことは to do!
- これからやること → to do
- 例 「〜する予定」「〜したい」「〜しようと思っている」
例文
- I want to play soccer.(サッカーをしたい。)
- She decided to learn French.(彼女はフランス語を学ぶことを決めた。)
今までやっていたことは doing!
- すでにやったこと → doing
- 例 「〜するのが好き」「〜をやめる」「〜を楽しむ」
例文
- I enjoy playing soccer.(サッカーをするのが好き。)
- He stopped playing the game.(彼はゲームをするのをやめた。)
絶対に to do しか使えない動詞リスト
動詞 | 例文 |
---|---|
want | I want to eat cake.(ケーキを食べたい。) |
decide | She decided to go home.(彼女は家に帰ることを決めた。) |
hope | I hope to see you soon.(また会いたいです。) |
plan | We plan to visit Kyoto.(私たちは京都を訪れる予定です。) |
promise | He promised to help me.(彼は私を助けると約束した。) |
learn | She is learning to play the piano.(彼女はピアノを弾くことを学んでいる。) |
agree | They agreed to join the project.(彼らはそのプロジェクトに参加することに同意した。) |
refuse | He refused to answer the question.(彼はその質問に答えるのを拒んだ。) |
絶対に doing しか使えない動詞リスト
動詞 | 例文 |
---|---|
enjoy | I enjoy swimming.(泳ぐのが楽しい。) |
stop | He stopped watching TV.(彼はテレビを見るのをやめた。) |
finish | She finished reading the book.(彼女は本を読み終えた。) |
avoid | You should avoid eating too much.(食べ過ぎるのを避けるべきです。) |
mind | I don’t mind waiting.(待つのは気になりません。) |
admit | He admitted breaking the window.(彼は窓を壊したことを認めた。) |
deny | She denied stealing the money.(彼女はお金を盗んだことを否定した。) |
consider | We are considering moving to Tokyo.(私たちは東京へ引っ越すことを検討しています。) |
ingとtoの見分け方&覚え方
「to do」と「doing」の違いを判断できるポイントをまとめます!
✅ 見分けるコツ
- 未来のこと → to do(これからやること)
- 過去・現在のこと → doing(すでにやっていること)
✅ イメージで覚えよう!
- to do = 矢印 → 未来に向かう動作
- doing = ○(輪)→ 過去から続くイメージ
✅ リズムで覚えよう!
- 「トゥードゥ、これから!」(to do = 未来)
- 「ドゥーイング、今や過去!」(doing = 過去・現在)
まとめ
「to do(不定詞)」と「doing(動名詞)」の違いは、未来のことを話すのか、それとも過去・現在のことを話すのかにあります。
- to do は「これからすること(未来)」を表す
- doing は「すでにやっていること(過去・現在)」を表す
さらに、「to do しか使えない動詞」と「doing しか使えない動詞」があることも学びました。
- to do しか使えない動詞(want, decide, hope など)
- doing しか使えない動詞(enjoy, stop, finish など)
また、「remember」「forget」「try」などの動詞は、to do / doing で意味が変わるので注意が必要です。
この違いをマスターすれば、英語の文章がもっと自然に書けるようになりますよ!
おすすめのオンライン英会話
ネイティブキャンプ
・予約なしでレッスンOK
・レッスン受け放題
・講師の質が良いと評判
>ネイティブキャンプを無料で体験する
DMM英会話
・24時間好きな時間に学習OK
・好みの講師やプランを選べる(講師は6500人以上)
・教材にIELTSがある
>DMM英会話を無料で体験する
クラウティ
・短時間レッスン(10分)も選択できる
・家族の中で最大6人と共有OK
・AI学習のTerra Talkを無料で使える
>クラウティ英会話を無料で体験する