みなさんは、映画を観るのがお好きでしょうか。
映画は楽しむだけでなく、英語の勉強にもなります。
英語の名言は、映画の中にたくさん隠れているんです。
ここでは、印象深い映画の英語名言をご紹介しましょう。
「ショーシャンクの空に」の名言
「ショーシャンクの空に」は、刑務所を舞台にした感動作です。
主人公のアンディが、fellow prisoner(仲間の囚人)に語りかける場面があります。
I guess it comes down to a simple choice, really. Get busy living or get busy dying.
「人生は生きるか死ぬかの選択に尽きる」という意味です。
どんなに辛い状況でも、生きる希望を持ち続けることが大切だと教えてくれる名言でした。
「ショーシャンクの空に」からは、もう一つ印象深い名言をご紹介します。
レッド(モーガン・フリーマン)が、アンディに言うセリフです。
Hope is a good thing, maybe the best of things, and no good thing ever dies.
「希望はいいものだ。たぶん、最高のものだ。そして、いいものは決して死なない」という、前向きなメッセージが込められています。
どんなに絶望的な状況でも、希望を失わずに生きることの大切さを教えてくれる言葉だと思います。
「ライオン・キング」の名言
「ライオン・キング」は、動物たちの王国を舞台にしたディズニー映画です。
主人公のシンバが、父親のムファサから教えられる言葉があります。
Remember who you are. You are my son and the one true king.
「おまえは私の息子であり、真の王だということを忘れるな」という意味です。
自分のアイデンティティーを大切にするメッセージが込められています。
「ブレイブハート」の名言
「ブレイブハート」は、スコットランド独立戦争を描いた歴史映画です。
主人公のウィリアム・ウォレスが、仲間たちにこう語りかけるシーンがあります。
They may take our lives, but they’ll never take our freedom!
「奴らは我々の命を奪うことはできるが、決して自由は奪えない!」という力強い言葉です。
自由のために戦う勇気と覚悟が感じられる名言でしょう。
「ターミネーター2」の名言
「ターミネーター2」は、SF アクション映画の金字塔とも言える作品です。
ターミネーターが、ジョン・コナーにかける言葉に、こんなセリフがあります。
There’s no fate but what we make for ourselves.
「我々の運命は、自分で切り開くしかない」という意味合いの言葉です。
受け身ではなく、自ら行動を起こすことの大切さを感じさせてくれます。
「ダークナイト」の名言
「ダークナイト」は、バットマンを主人公にしたスーパーヒーロー映画です。
ジョーカー役のヒース・レジャーが放つ、印象的な言葉があります。
Why so serious?
「そんなに真面目くさるなよ」という意味のセリフですが、ジョーカーの狂気が滲み出ています。
「フォレストガンプ」の名言
「フォレストガンプ」は、アメリカの激動の時代を描いた感動作です。
母親から教えられた、主人公フォレストの口癖とも言えるセリフがこちら。
My momma always said, “Life was like a box of chocolates. You never know what you’re gonna get.”
「人生はチョコレートの詰め合わせのようなものだ。どんな味が出てくるかは、開けてみるまでわからない」という教訓です。
人生の楽しみ方を表現した、味わい深い名言だと思います。
「タイタニック」の名言
「タイタニック」は、20世紀最大の海難事故を題材にしたラブストーリーです。
ヒロインのローズが放つ、有名なセリフをご紹介しましょう。
I’ll never let go, Jack. I’ll never let go.
「私は手を離さないわ、ジャック。絶対に離さない」という、ジャックへの愛を誓う言葉です。
二人の切ない愛の物語を象徴するセリフだと言えます。
「ゴッドファーザー」の名言
「ゴッドファーザー」は、マフィアの一族を描いた犯罪映画の傑作です。
ドン・コルレオーネ役のマーロン・ブランドーが放つ、印象的なセリフがあります。
I’m gonna make him an offer he can’t refuse.
「断れない提案をしてやる」という、マフィアならではの脅しのセリフです。
この言葉だけで、ドン・コルレオーネの強大な権力が伝わってきます。
「カサブランカ」の名言
「カサブランカ」は、第二次世界大戦下のモロッコを舞台にしたラブストーリーです。
主人公リックが、愛するイルザにかける名セリフをご紹介しましょう。
Here’s looking at you, kid.
直訳すると「君を見つめているよ、小娘」という意味ですが、「君の幸せを祈っているよ」という愛情が込められています。
映画史に残る名ゼリフの一つと言えるでしょう。
「ダーティハリー」の名言
「ダーティハリー」は、クリント・イーストウッド演じる刑事ハリー・キャラハンの活躍を描いたアクション映画です。
ハリーの口癖とも言える、有名なセリフがこちら。
Go ahead, make my day.
「やってみろ、この日を最高の日にしてやるぜ」という挑発的な言葉です。
この名ゼリフは、後に米大統領のロナルド・レーガンも演説で使用したことで知られています。
「ウォール街」の名言
「ウォール街」は、投資銀行を舞台にした社会派ドラマです。
ゴードン・ゲッコー役のマイケル・ダグラスが放つ、印象的なスピーチがあります。
Greed, for lack of a better word, is good. Greed is right. Greed works.
「欲望こそが善であり、正しく、うまく機能する」という、資本主義社会の本質を突いた言葉です。
この名スピーチは、当時の社会風潮を象徴していたと言えるでしょう。
「インディ・ジョーンズ」シリーズの名言
「インディ・ジョーンズ」シリーズは、考古学者の冒険を描いたアクション映画です。
主人公インディが、よく口にするセリフがこちら。
Trust me.
「俺を信じろ」という、自信に満ちた言葉です。
ピンチの場面でも、このセリフと共に難局を乗り越えていくインディの姿が印象的です。
「ハリー・ポッター」シリーズの名言
「ハリー・ポッター」シリーズは、魔法使いの少年の活躍を描いたファンタジー映画です。
ダンブルドア先生が、ハリーに贈る名言をご紹介しましょう。
It is our choices, Harry, that show what we truly are, far more than our abilities.
「我々が本当は何者であるかを示すのは、我々の能力ではなく、我々の選択だ」という意味です。
人は、与えられた才能ではなく、自らの選択によって定義されるという、深い教訓が込められています。
「スター・ウォーズ」シリーズの名言
「スター・ウォーズ」シリーズは、SF映画の金字塔とも言える作品群です。
ヨーダが、ルーク・スカイウォーカーに語る名言があります。
Do. Or do not. There is no try.
「やるかやらないかだ。トライなどない」という、シンプルながら心に響く言葉です。
努力や試行錯誤ではなく、実行することの大切さを教えてくれます。
「ロッキー」シリーズの名言
「ロッキー」シリーズは、ボクサーの挑戦と成長を描いたスポーツドラマです。
主人公ロッキーが、自分自身に言い聞かせるセリフがあります。
It ain’t about how hard you hit. It’s about how hard you can get hit and keep moving forward.
「大事なのは、どれだけ強くパンチを打てるかじゃない。どれだけパンチを受けても前に進み続けられるかだ」という意味です。
困難に立ち向かう強さと粘り強さを教えてくれる、励ましの言葉だと言えます。
「ベストキッド」の名言
「ベストキッド」は、空手道場を舞台にした青春ドラマです。
師匠の宮本茂が、主人公ダニエルに諭すセリフがこちら。
Wax on, wax off.
直訳すると「ワックスを塗って、拭き取る」ですが、単純な作業を通して大切なことを学ぶという教訓が込められています。
地道な努力の積み重ねが、やがて大きな力になるというメッセージが感じられます。
「マトリックス」の名言
「マトリックス」は、近未来を舞台にしたSFアクション映画です。
モーフィアスが、主人公ネオに投げかける問いかけがあります。
You take the blue pill, the story ends. You wake up in your bed and believe whatever you want to believe. You take the red pill, you stay in Wonderland, and I show you how deep the rabbit hole goes.
「青い薬を飲めば物語は終わり、ベッドで目覚めて好きなように信じればいい。赤い薬を飲めば、不思議の国に留まり、ウサギの穴がどれだけ深いかを見せよう」という選択を迫る言葉です。
現実から目を背けるか、真実を追求するかの岐路を象徴しています。
「グラン・トリノ」の名言
「グラン・トリノ」は、韓国戦争帰りの男とアジア系移民の少年の交流を描いた人間ドラマです。
主人公のウォルトが、少年のタオに放つ名言があります。
I have more in common with these gooks than I do with my own spoiled-rotten family.
「俺はこいつらのほうが、自分の甘やかされた家族よりも気が合う」という、皮肉の効いた言葉です。
人種や世代を超えた絆の可能性を示唆していると言えるでしょう。
「グランド・イリュージョン」の名言
「グランド・イリュージョン」は、マジシャン集団の活躍を描いたエンターテインメント映画です。リーダー格のダニエル・アトラスが放つ、印象的なセリフがこちら。
The closer you look, the less you see.
「よく見れば見るほど、見えなくなる」という、マジックの本質を突いた言葉です。
真実は、時に目の前にあるのに気づかないものだと教えてくれます。
「ファイト・クラブ」の名言
「ファイト・クラブ」は、地下格闘クラブを通して自己を探求する男たちを描いた社会派映画です。主人公のジャックが、自問自答するように呟くセリフがあります。
This is your life and it’s ending one minute at a time.
「これがあなたの人生で、一分ずつ終わりに近づいている」という、nihilistic(ニヒリズム的)な言葉です。
人生の儚さと、自分の生き方を見つめ直す必要性を訴えかけているのかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
英語の映画名言を通して、登場人物たちの生き方や思いに触れてきました。
彼らの言葉からは、勇気、希望、知恵、そして人生の教訓を学ぶことができます。
英語の学習だけでなく、人間性を磨くためのヒントも、映画の中に隠れているのかもしれません。
あなたにとって、心に残る映画の名言はありましたか?
ぜひ、お気に入りの言葉を見つけて、大切にしてみてください。
映画は、英語と人生の学びの宝庫です。
これからも、素敵な名言との出会いを楽しみにしていてくださいね。