あれ、have beenとhave goneの違いって何だっけ?と思ったこと、ありませんか?
英語を学ぶ中で、現在完了形の使い分けは避けて通れないテーマですよね。
この記事では、この2つの表現の違いをわかりやすく解説し、具体的な例文をたっぷり交えて説明します。
さらに、日常会話や旅行、仕事でのシチュエーションでの使い方もご紹介!
英語をもっと自然に使えるようになりたい方は、ぜひ最後までお読みください。
現在完了形のhave beenとhave goneの違い
英語の現在完了形で使われる「have been」と「have gone」は、いずれも「行く」という行為に関連していますが、その意味合いは大きく異なります。ここでは、それぞれのニュアンスと使用法をより具体的に掘り下げて解説します。
have beenの意味と使い方
「have been」は、「過去にその場所を訪れた経験がある」「その場所に行ったことがある」という意味で使われます。行って帰ってきたというニュアンスが含まれ、今はその場所にいない場合に使います。
主な意味
- 経験 行ったことがある過去の経験を表す。
- 滞在 特定の期間、どこかに滞在していた状態を表す。
例文 経験としての「have been」
- I have been to Italy twice.
(私はイタリアに2回行ったことがあります。) - She has been to Disneyland many times.
(彼女はディズニーランドに何度も行ったことがあります。) - Have you ever been to Japan?
(あなたは日本に行ったことがありますか?)
例文 滞在としての「have been」
- I have been in this hotel for a week.
(私はこのホテルに1週間滞在しています。) - They have been in New York since last Monday.
(彼らは先週の月曜日からニューヨークにいます。)
解説 「been to」と「been in」の違い
- 「been to」は、訪問や経験を強調します。
- 「been in」は、ある場所での滞在を強調します。
have goneの意味と使い方
「have gone」は、「どこかへ行って、まだ帰ってきていない」というニュアンスを持ちます。行為が完了しており、現在もその場所にいる場合に使います。
主な意味
- 行ってしまった
- 行動そのものを表し、現在はそこにいない状況を強調します。
- 物理的な移動
- 行為が現在に影響を与えていることを示します。
例文 「have gone」
- He has gone to the supermarket.
(彼はスーパーマーケットに行きました。まだ戻っていません。) - They have gone out for lunch.
(彼らはランチに出かけました。) - Where has she gone?
(彼女はどこに行ったのですか?)
特徴
- 主語が今その場にいないことを暗示します。
- 「gone」の行動は完了しているが、その影響が現在にも続いている。
have beenとhave goneの違いを体感するシチュエーション
「have been」と「have gone」をより深く理解するために、具体的なシチュエーションを通して確認してみましょう。
シチュエーション1 旅行の話
- Aさん Have you ever been to Hawaii?
(ハワイに行ったことがありますか?) - Bさん Yes, I have been to Hawaii twice. I love the beaches there!
(はい、ハワイに2回行ったことがあります。ビーチが大好きです!)
ここでは「have been」は、過去の経験を表しています。すでに行って戻ってきたことを強調していますね。
シチュエーション2 外出中の家族
- 母親 Where is Dad?
(お父さんはどこにいるの?) - 子供 He has gone to the store to buy some milk.
(お父さんは牛乳を買いにお店に行きました。まだ帰ってきていません。)
この場合、「have gone」はお父さんがまだ戻っていないことを示しています。「gone」のニュアンスが現在に影響していることがポイントです。
シチュエーション3 滞在期間を述べる
- 友人 How long have you been in Tokyo?
(東京にどのくらい滞在しているの?) - あなた I have been in Tokyo for three months.
(私は東京に3カ月滞在しています。)
「have been in」は、現在もその場所にいることを示します。滞在期間を述べるときによく使われる表現です。
練習問題で理解を深める
以下の文の空欄に「have been」または「have gone」を入れてみましょう。
- John ________ to Paris for a business trip, and he will return next week.
(ジョンは仕事でパリに行きました。来週帰る予定です。) - I ________ to that museum before. It’s amazing!
(私はその博物館に行ったことがあります。素晴らしいです!) - Where ________ they? I can’t find them anywhere.
(彼らはどこに行ったの?どこにも見当たらない。) - Sarah ________ to the library. She’ll be back in an hour.
(サラは図書館に行っています。1時間後に戻ります。)
回答
- 「has gone」ジョンは現在パリにいることを意味します。
- 「have been」過去に行ったことがある経験を表します。
- 「have gone」彼らがどこかへ行ってしまい、今いないことを示します。
- 「has gone」現在、図書館に行っていることを表します。
まとめ
「have been」と「have gone」はどちらも「行く」という行為に関連していますが、それぞれの意味や使い方には明確な違いがあります。
- 「have been」は過去の経験や滞在を強調します。
- 「have gone」は現在その場所にいることや、戻っていない状態を表します。
これらを適切に使い分けることで、英語の表現がより自然になり、会話や文章のニュアンスが豊かになりますよ。
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